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SELF REFLECTION / LESS.PEOPLE
店でかける音楽に、ダウンロード音源を利用することが増えました。インターネット環境で生まれた音楽の中には、特定のジャンルや場所性のようなものに縛られないものが多く、「どんなお酒も分け隔てなく紹介していこう」という、うちのスタンスと肌が合ったのかもしれません。
リアルタイムで続々と生まれるアーティストの数も魅力の一つで、いつもどこかで「自分の好きなもの」を追い求めている個人がいるのは、どこか飲食店に似ている気がします。
ネット配信などで人気が出た、chill out 系サウンドのひとつ、いわゆる「Lo-fi ミュージック」(彼らはこのカテゴリー分類をどう思っているか判りませんが)。彼らのサウンドには、抑制が効いていて一定のテンポで流れてくれるものが多く、BGMとしてとても重宝します。サウンドと同様、「穏やかに」末永く続けて欲しいと思っています。
Label : Chillhop Records (Down Load)
Country : Netherlands
Released : 2019
ウシュクベ カスク・プルーフ
もう直ぐ桜の季節がやって参ります。が、その前にお約束の花粉の洗礼を浴びなければなりませんね。今年は新型コロナウイルスの影響で、マスクなども品切れ気味。辛い思いをされている方も多いかと思います。
今月のカクテルに「シャンディ・ガフ」が登場。規制品のジンジャーエールではなく生姜シロップと炭酸で作るビヤー・カクテルです。生姜が花粉症に効くかどうか定かではありませんが、とりあえず美味しいので是非どうぞ。
今月のカクテル
・シャンディ・ガフ(僕はこの作り方にして、初めてこのカクテルが好きになりました。)
今月のセレクト酒
ブレンデッドスコッチウイスキー
・ウシュクベ カスク・プルーフ(定番として扱っている「ウシュクベ」の50度版が入荷しました。是非比べてみてください。)
バーボンウイスキー
・エズラブルックス(冷却濾過が緩かったため、少しオリが生じてしまったためメーカー放出品。味は問題ありません。)
ジン(イギリス・ロンドン産)
・BB&R ロンドンドライジン(クラフトジンブームがまだ続きますが、ここはひとつ王道で。1950年代の再現を試みた超老舗ベリー・ブラザース&ラッド社の直球品。)
皆様のお越しを心よりお待ちしております。
神田志乃多寿司
淡路町にある、明治35年から続くお寿司屋さんです。
ほぼ「稲荷寿司」と「海苔巻」の専門店といって良いかと思います。
食べやすいサイズに潔い内容。注文をしてから一個づつ作って折り詰めしてくれます。
朝の7時30分から営業しているので、上野などへ行楽にお出かけの際は、立ち寄られると良いかと思います。
箱が嫌な方は「経木にしてください。」と言えばしてもらえるそうです。古くから使われているお客さんから聞きました。確かにその方が風情がありますね。でもなんとなく僕にはまだ「生意気」なような気がして、言えずにおります。
神田志乃多寿司 :http://www.kanda-shinodasushi.co.jp/frame.htm
上野の美術館・博物館
上野といえば東京国立博物館、国立西洋美術館、国立科学博物館をはじめ、上野の森美術館や東京都美術館などが集まる、日本有数の美術館・博物館エリアです。
特に美術などに関心があるわけでもないのですが、やはり文化・芸術に触れた後って、その余韻を壊されたくないので、お店選びって重要だと思います。
ところで「芸術鑑賞」って結構疲れますよね。2時間ほど立ちっ放しというのもあるのですが、やはり芸術家達のパワーに、観る方もエネルギーを使うからだと思います。乾燥しがちな展示会場を抜けると、むしろスポーツの後よりもビールが恋しいくらいです。BAR ground line まで歩くとちょっとありますが、気候の良い日などは是非どうぞ。
東京国立博物館 : 設計 渡辺仁(本館)
自家製フレーバーウォッカ − 夏みかん –
今年も「自家製フレーバーウォッカ − 夏みかん – 」を漬け込みました。「夏みかん」といいつつ、皮の苦味と色が最も良い、冬のこの時期の夏みかんで漬け込むのがコツです。今年は今まで使って来た僕の実家の湘南の夏みかんではなく、夏みかん発祥の地、山口県「萩」のもので漬け込んでみました。さて、どんな風味に仕上がるか。結果は半年後です。乞うご期待。
例年通り、皮を漬け込んだ後の「中身」を絞ってジュースにしてあります。炭酸で希釈してチェーサー代わりにお出ししておりますので、ご要望の方はお申し付けください。酔いも吹き飛ぶ酸っぱさをどうぞ。
J・J ウェットリー エルダーフラワージン
2月に入ると急に寒くなって来ましたね。でも近所の神社を歩くと、もうしっかり梅の花が咲き始めています。暦の上では春ですからね。
春といえば、そろそろ花粉も飛び始めているのではないでしょうか。今月のセレクト酒に「J・J ウェットリー エルダーフラワージン」が入荷しています。最近人気のハーブ「エルダーフラワー」は、風邪やインフルエンザの治療のほか、花粉症などの緩和にも効果を発揮すると言われています。是非お試し下さい。
また、今月のカクテル「苺のカクテル」がバレンタイン・ヴァージョンに変わりました。カカオのリキュールと生クリームを使って「苺ミルクチョコ」風にしたこのカクテル。最近ではオリジナルを凌ぐ人気です。是非どうぞ。
今月のカクテル
・苺のカクテル 〜バレンタイン・ヴァージョン〜(オリジナルも引続き出来ますので比較してみて下さい。ちなみに僕は何と言っても・・)
今月のセレクト酒
シングルモルトウイスキー
・ノッカンドゥ 21年(冬向きに深い味わいのスペイサイド地区を入れてみました。マッカラン好きな方にどうぞ。)
クラフトジン(イギリス産)
・J・J ウェットリー エルダーフラワージン(リキュールとしてはあっても、ジンのボタニカルとしては有りそうで無かったかも。)
果物を使ったカクテル
・みかん(今年はベースにドランブイを復活させました。どこか懐かしい味。)
皆様のお越しを心よりお待ちしております。
QRコード決済について
日頃よりご愛顧承り誠に有難うございます。
この度、弊店では「 QRコード決済( PayPayのみ)」のご利用が可能となりました。
また、「キャッシュレス・消費者還元事業」のポイント還元制度も併せてご利用いただけます。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。
店主 吉田 健吾
みかんのカクテル
BAR ground line 2月の「果物を使ったカクテル」です。
日本の冬の代名詞、「みかん」を使ってカクテルを作ってみました。ベースには意外にも英国のウイスキーベースのハーブ酒「ドランブイ」を採用。カクテルって同じ系統の素材を組み合わせることも多いのですが、一見まったく掛け離れた素材同士を掛け合わせたときに起きる融合感が醍醐味のひとつでもあります。そんな一杯です。冬場のビタミンC 補給に是非どうぞ。
僕は子供の頃、いわゆる「炭酸飲料」の類を全く飲ませてもらえませんでした。ですので「ファンタ」や「チェリオ」などには密かな憧れがあります(笑。親に隠れてこっそり飲んだあの懐かしい味に、やや似ているかもしれません。
→ 2024.2.19 グラスの淵に珈琲粉を添えて、少しだけ大人テイストの体裁にしてみました。
Pioneer PD–01A
アルバムも全ての曲をかけるのではなく、雰囲気に合った曲を選びたいので、前面の操作ボタンでさっと選曲出来る機能が必要です。開店当時は普通にどこでも売っていたのですが、もう19年も前の話。今探してみるとどこにもないんですよね、このタイプのCDプレーヤー。もう修理も出来ないそうなので、中古品をちょっとずつ買い足していって、現在4台のローテーションで回しています。決して高価なものではありませんが、開店当時の予算不足の中で選んだ割には、よく頑張ってくれていると思います。
最近取り入れるようになったダウンロード音源も、データをCDに焼いたものが再生可能と解って増々可愛さ倍増。ヤフオクでついに5台目を買ってしまいました。
CD player : Pioneer PD−01A
