DRINK
常温のカクテル No.1 「ブラウン」
「常温のカクテル」は、お酒本来の飲み方を再考しようという試みのひとつです。常温で飲むと、お酒の持つ「甘み」が広がります。自家製のおつまみ達との相性もぴったり。お互いを引き立ててくれます。
No.1は、ライウイスキーをベースに、スイートベルモット、クリームシェリー、アプリコットリキュールなどを使った、都会的な落ち着きのある「ブラウン」色の一杯です。ベースのお酒の種類から、別名を「ネオ・マンハッタン」としています。「自家製揚げくるみ」などと一緒に是非どうぞ。
常温のカクテル
カクテルが生まれた頃って、もちろん今のように氷が簡単に手に入る時代ではありませんでした。それどころか、物を冷やすという事さえ儘ならなかったと思います。従って、お酒を飲むのはもちろん「常温」。カクテルも最初の頃は、お酒どうしを混ぜ合わせただけだったように思います。
春先から夏にかけて、氷をふんだんに使った冷たいカクテルが続くと、少し体が疲れたりする事がありませんか?そんな時に常温で飲むスタイルはいかがでしょう。きっと体に沁みると思います。
ベースにより茶・赤・黄・白・黒の5種類をご用意。自家製のチョコレートやレーズンバターなどと相性抜群です。是非お試しください。
ニュー スプリッツァー
ワインをベースにしたオリジナルカクテルが「ニュー ワインクーラー」なら、こちらはスパークリングワインをベースにしたオリジナルカクテルです。
イタリアの薬草系リキュール「アペロール」を使った人気カクテル「アペロール スプリッツ」を原型に、少しアレンジを加えています。
「アペロール」はアルコール度数が11度しかないので、全体の度数をも抑えられ、心地よい酔いが持続するかと思います。
とにかくゴクゴク飲みたい時などに是非どうぞ。
オリジナルカクテル ground line 07 (アイスヴァージョン)
BAR ground line のオリジナルカクテルは、すべて番号表記になっています。
「ground line 07」は、通称「カフェ・ラテのカクテル」と言って、エスプレッソマシーンのある当店ならではのカクテルになっています。ただ、マシーンから作られるスチームミルクを使うので、どうしても温かいカクテルになってしまいます。「暑いこの季節に、ちょっとそれは辛い」という方のために、この度アイスヴァージョンをご用意。スチームミルクの代わりには、ホイップクリームを使用しています。
夏ならずとも冬にも是非どうぞ。
アレキサンダー
BAR ground line の「アレキサンダー」は、シェイクするのではなく、氷に全く触れないで撹拌冷却する方法でお作りしています。溶けた氷が混ざらないため、水っぽくならず、よりクリーミーな舌触りをお楽しみいただけると思います。
そのほか、生クリームを使う「グラスホッパー」や「オリジナルカクテル groundline 05」などについても同様です。
疲れた時の甘いもの補給に、是非どうぞ。
フローズン各種
気温上がってきましたね。そろそろ「早くフローズン・桃・マルガリータを始めろ!!」なんて言われる季節ですが、まだまだ。あれは「海の日」を超えて、本当の真夏日にならないと、その美味しさが出てこないカクテルです。そうは言ってもこの暑さ。もう昔の日本とは違いますね。
ところで、「フローズン・カクテル」は、実は年間通してお出ししています。桃は入っていませんが、「マルガリータ」や「ダイキリ」など、ご注文あればお作りいたします。是非お申し付けください。
オールド・ファッションド
「ネグロニ」同様、海外のお客さんに注文されることの多いスタンダードカクテルです。
バーボン(あるいはライ)ウイスキーをベースに、角砂糖、オレンジ、レモンのスライスなどを自分で潰して味を調整しながら飲むスタイルのカクテルです。ただ、実際やってみると、これがなかなか難しい。やはりある程度こちらでお作りしてお出しするのがベターな気がしています。
定番も、常に更新が必要です。
ミント・ジュレップ(リニューアル)
今年から、器を専用のカップに変えました(本来は銀製)。「ミント・ジュレップ」は、バーボンウイスキーをクラッシュアイスで満たして作るカクテルなのですが、器の側面に氷片が付着するまで冷えたことで完成するカクテルです。それが「美味しくできましたよ」という合図。さすが、専用の器だとそれがずっと速く仕上がります。
ケンタッキー州の5月の祭典「ケンタッキーダービー」は、昔からこのカクテルを片手に皆立ちながら観戦していたのだと思っていました。でもこの器でやってみると、「冷たくて絶対無理」と分かります。きっと貴婦人たちはちゃんとテーブルで飲んでいたんだと思います。
ネグロニ
メニューに載せてあるのに全然注文されなかったのに、ある時から急に出始めるものってあります。(実は「ハイボール」もそうでした。)
「ネグロニ」って僕も好きで、開店当初からオンリストしていました。
最近、海外の方のみならず、国内のお客さんからもよく頼まれるようになりました。どこかで流行っているんでしょうね。理由があるとすれば、クラフトジン、薬草系リキュール類の人気で、色々な種類のものが手に入るようになり、お店ごとに個性が出しやすくなったことが挙げられると思います。
オン・ザ・ロックスタイルですが、度数も程々に抑えられ、どなたにでも楽しめる「甘苦系」カクテルの典型かと思います。