FOOD
きゅうりスティック
BAR ground line の、「とりあえず」メニューの一品です。
比較的最近お出しするようになったメニューです。店を始めた頃は、まさかきゅうりを切っただけの物を出すなんて、考えてもいなかったように思います。
「美味しい」にはスピードも大事。
夏の野菜ですが、必要とする方が多いので、今では年中お出ししています。麹味噌を添えて。
BAR にぴったりの、真っ直ぐのきゅうりは一体どうやって作るのか、仕入先の女将さんに尋ねたところ、一本づつ筒に入れて育てているそうです。ちょっと割高なのはそのせいだそうです。
チェリーのブランデー漬け
カクテルの「マンハッタン」や「オールド・ファッションド」に使うために置いていたのですが、美味しいのでおつまみでも出すようになりました。
しっかりとお酒に浸かっているので、一粒で結構酔っ払います。見た目の可愛さに誤魔化されませんように。
残りのブランデー液は、カクテル用の「チェリー・ブランデー」として活用しています。市販の物よりも甘みが少なiいので、何かと重宝しています。
干しぶどう
スペインのマラガ産のものを使っています。葡萄の品種は、シェリーの原料などにも使用される、大粒のモスカテル種です。
中に種が入っているのですが、問題なく食べられます。むしろそこに一番栄養があるそうなので、お嫌でなければそのままお召し上がりください。
枝から外れたものは、「自家製レーズンバター」として再利用しています。もっともそちらの方が人気が出て、わざわざ取り外すことも多いのですが・・・。
干しいちじく
チーズの盛り合わせなどにも添えてお出ししていますが、単品でもご注文いただけます。
ウイスキーやワインのお供だけでなく、中国茶のお茶請けなどにも重宝します。
仕入れは上野アメ横の小島屋さんでしています。安定した品質にいつも助けられています。
ちょっと何かつまみたいけれど、ナッツではありきたり、なんて時に是非どうぞ。
バゲット
うちのフードって、煮込みにしてもパテにしても、パンがないと始まらないメニューがほとんどです。が、仕入先は二転三転しています。理由は「お店がなくなってしまう」から。その度ごとに新しいパン屋さんを求めて東行西走しています。
ドリンクの場合の「氷」同様、地味ながらも重要な素材である「バゲット」。
作ってくれる人がいなくなったら店仕舞いを考えなければいけないアイテムの一つです。
もちろん単品のでの注文も可能です。その場合、オリーブオイルにバルサミコ酢を少々加えたものを添えてお出ししています。これに「とりあえず」のポテトサラダ、赤ワインなどで夕食を済ませる方を見かけると、「ああ、こんなんでいいのかも。」なんて思ったりします。
自家製三種盛り合わせ
「自家製チョコレート」「自家製レーズンバター」「自家製揚げくるみ」の、BAR ground line 人気自家製三種類を少しづつ盛り合わせました。おまけで「チェリーのブランデー漬け」も載せてます。もう食事も済んで、ちょっと甘いものでゆっくり、しっぽりやりたいときなどに、ウイスキーやラム、甘口シェリーなどと一緒にどうぞ。
「仰って頂ければやりますよ。」なんて言っていたのですが、そんな上級向きのリクエストしてくれるお客さんなんて、そうそういませんよね。ちゃんと「盛り合わせ」としてメニューにして差し上げないと。経営者失格でございました。お一人様用ミニサイズもございます。是非どうぞ。
ベイクドマッシュポテトとバゲット
じゃがいも好きの私としては、どうしても「マッシュポテト」をメニューに載せたかったのですが、あまり作り置きがきかないので諦めかけておりました。
ふと、「冷凍しておいて、焼いてみたらどうだろう。」と思い付いたのがこのメニューです。
これからじゃがいもがどんどん美味しい季節になります。黒ビールなどと一緒にどうぞ。
上のポテトチップスを砕いて一緒に食べると、食感の違いが楽しめて美味しいです。ほとんどの皆さんがスプーン代わりにして食べてしまいますが。
自家製クラッカー
もともと工業製品のような存在の「クラッカー」を自家製で作ってみました。
パスタの麺を作る機械で生地から作り、オーブンで焼きあげます。
チーズやサラミの盛り合わせだけでなく、いかのこうじづけなどにも添えてお出ししています。
開店以来 BAR ground line のフードメニューを脇で支えてきた「影の主役」です。
もちろん単品でのご注文も可能です。その場合はこちらも自家製の「夏みかんマーマレードジャム」をお付けしています。
いかのこうじづけ
BAR ground line では「世界のお酒を分け隔てなく紹介する。」という主旨でお酒を揃えているつもりなのですが、日本にありながら肝心の「日本酒」を扱っておりません。管理の問題もあるのですが、一番の理由は「日本酒に合うつまみを用意していない。」ということが大きいです。
やはり日本酒には肴がないと。あえて挙げるとすればこの「いかのこうじづけ」くらいでしょうか。乾物のスルメを糠入りの水でもどし、麹と醤油に漬け込んだものです。日本酒を通り越してご飯が欲しくなる一品です。
案外ウイスキーの水割りなどにも合います。