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年末のご挨拶
今年は「自家製クラッカー」や「自家製ビスコッティ」などの「小麦」を扱った商品と向き合う機会が多かった1年でした。それと同時に、小麦のような農作物の「生産/輸出国」の世界情勢がどのようになっているのか、改めて考えさせられる年だったようにも思います。
あまりにも「何も知らない」事が多すぎる。
「地理」をもう一度勉強し直さなければなりませんね。そして、それは「歴史」についても。
あまりにも「何も学んでいない」事が多すぎる。
良いお年を。
店主 吉田健吾
本年は 〜30日まで営業しております。
12月26日〜30日まで、スパークリングワインを赤・白ともグラスでご用意しております。皆様のお越しを心よりお待ちしております。
Soundtrack [313] / The Detroit Escalator Company
前回の「KILN」に続いて、アメリカ・ミシガン州からの1枚。こういった比較的近代に形成された街の音楽って、そのルーツが浅い分、どの国の人も、どの年代の人も、すんなり入っていける気がします。
「ジャンルレスな自由さ」
店もそんな風になればと思っています。
いわゆる「デトロイト・テクノ」というほどゴリゴリしていないので、静かな店でかけても違和感はないかと思います。ジャンルレスとはいえ、選択の基準に、「断片的な都市の一風景」という感覚だけは、共通するところかもしれません。
Label : Ferox
Country : USA
Released : 1996
年末年始の営業のご案内
皆様のお越しを心よりお待ちしております。
ドメーヌ・ジンク クレマン ダルザス ブリュット
さて、いよいよ師走に入りました。依然、混迷の続く世界情勢ではありますが、せめて BAR で過ごすひと時だけでも寛いで頂けたらと思います。
12月のカクテルに「ホット・ワイン・カクテル」が今年も登場。数種のビターズにシナモン、クローブなどを加えた、寒い冬にぴったりの温かいカクテルです。今年は急に冷え込んで来たので、体調管理が難しいかと思います。これを飲んで、暮れの慌ただしさに挑みましょう。
今月のカクテル
・ホット・ワイン・カクテル(熱燗に持っていかれるこの季節の、せめてもの対抗策。とはいえ案外年中注文されるんですが・・・。)
今月のセレクト酒
シングルモルトウイスキー
・カリラ モッホ(「モッホ」とはゲール語で「夜明け」の意味。明けぬ夜は無い。会員向けオフィシャル限定品。)
ボトルスパークリングワイン(フランス産)
・ドメーヌ・ジンク クレマン ダルザス ブリュット(クリスマスっぽく、ちょい派手めなオレンジのエチケット。最後くらい華やかに参りましょう!!)
皆様のお越しを心よりお待ちしております。
バゲット
うちのフードって、煮込みにしてもパテにしても、パンがないと始まらないメニューがほとんどです。が、仕入先は二転三転しています。理由は「お店がなくなってしまう」から。その度ごとに新しいパン屋さんを求めて東行西走しています。
ドリンクの場合の「氷」同様、地味ながらも重要な素材である「バゲット」。
作ってくれる人がいなくなったら店仕舞いを考えなければいけないアイテムの一つです。
もちろん単品のでの注文も可能です。その場合、オリーブオイルにバルサミコ酢を少々加えたものを添えてお出ししています。これに「とりあえず」のポテトサラダ、赤ワインなどで夕食を済ませる方を見かけると、「ああ、こんなんでいいのかも。」なんて思ったりします。
スケープグレース クラシックジン
徐々に秋も深まって参りました。そろそろ忘年会の予定も入ってくる事かと思います。第8波にも充分注意して、楽しい年末にいたしましょう。
今月のセレクト酒にニュージーランド産クラフトジン「スケープグレース クラシックジン」が登場。益々群雄割拠の程を有するクラフトジンの世界。極め付けは「黒」で。是非お試しください。
今月のセレクト酒
クラフトジン(ニュージーランド産)
・スケープグレース クラシックジン(もちろんモチーフはあのラグビーチームかと思われます。ジュニパー、シナモンとナツメグ、レモンとオレンジの皮などなど。)
シングルモルトウイスキー
・タリスカー ストーム(もはや手のつけられない高騰のモルトウイスキー。ここはひとつ安定のオフィシャルで退避。)
シェリー
・ゴンザレス・ビアス アルフォンソ オロロソ(冬はまったり甘口シェリーで。身も心も優しく包まれて。)
皆様のお越しを心よりお待ちしております。
ロンドンスポーツ
うちの店をご存知の方はお分かりかと思いますが、一応雑然とごちゃごちゃしたのは苦手なつもりです。それなのに、何故この店にハマったのかいまだに謎です。確かに「宝探し」的なところがあって、好みの商品に出会えた時の感動はあるのですが・・。永遠に真似のできないスタイルです。
どうして、いつからこの商売形態になったのかは知りませんが、驚くべきは店員さんがこの箱の中身を全て把握してらっしゃること。リクエストを伝えると、それに見合った商品を探し出してくれます。上野にも姉妹店(あっちが本店?)があるのですが、中身がちゃんとリンクされています。きっとあの箱は、どこか宇宙で繋がっているのだと思います。
ロンドンスポーツ神田店 : 東京都千代田区神田小川町2−3 松岡小川町ビル
イルハ・ダ・マディラ 3年
11月に入りました。今年も残すところ後2ヶ月。インフルエンザにも注意して、無事健康に乗り切りたいところです。
今月のカクテルは「カフェ・ラテのカクテル」です。「ground line オリジナルカクテル #07」として定番化しているのですが、「#01」と並んでもはやうちの看板メニューになりつつあるので、ここで改めてご紹介。さらにご要望とあらば、この時期限定の「栗風味」にも出来ます。是非どうぞ。
今月のカクテル
・カフェ・ラテのカクテル(エスプレッソマシーンのある当店ならでは。寒い夜にぴったり。)
今月のセレクト酒
ラム
・イルハ・ダ・マディラ 3年(マディラ島より表情豊かなアグリコールラムが入荷。秋の夜長にしっぽりと。)
果物を使ったカクテル
柿(今年もやります。ねっとり食感がウリのこの一杯。相変わらず柿の味はしません(笑。)
皆様のお越しを心よりお待ちしております。
DUSKER / KILN
音楽再生って、理想は録音されたその時代の装置で行うのがベストかと思います。例えば 50”s〜60”s の JAZZ なんかだと、やっぱりアナログレコードで聴くのが一番しっくりくる。
残念ながらアナログレコードの選択を取らなかった当店としては、必然的に CD 登場以降のチョイスが多くなります。そんな中でも、CD ならではの音源というのを探すのも、店の使命かと思う今日この頃です。
LP などのジャケットの迫力にはどうしても劣りがちですが、彼らの一連のアートワークスを見ると、音楽の内容も含め、CD 世代でも表現というのは充分可能なんだなと思わされます。
Label : Ghostly International, Plancha(rerelease)
Country : USA
Released : 2007, 2016(rerelease)
